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暮らす中で協調性を磨いていく

暮らす中で協調性を磨いていく

近年人気が高まりつつある住み方の形態として、シェアハウスというものがあります。
これは、その名の通り、住居を人とシェアして暮らすというものです。

また、住み方の形態のことだけでなく、このような住み方をするのに適した住居のことを指す場合もあります。
プライベートなスペースとして、それぞれの住民に個室が1室割り当てられるようになっていますが、
リビングやキッチン、バスルームなどは、住民全員が共同で利用するようになっていて、
住民同士がシェアするスペースが多くあるのが特徴です。

協調性を持つことが大事

シェアハウスで暮らす際には、協調性が何よりも大事だと一般的に言われています。
プライベートスペースが確保されているとは言え、シェアして利用するスペースが多いので、
1人暮らしをしているかのような気持ちで自分の思うままに振る舞っていては、他の住民に迷惑をかけてしまうからです。
実際に暮らしている方の声を聞いていても、協調性が大切だと実感する機会が多くあるみたいでした。

例えば、お風呂の順番は、住民同士、お互いに譲り合いながら決めなくてはいけません。
食事後の皿洗いも、頑なに自分のものしかしないというのではなく、他の住民が忙しそうだったり、
体調が悪そうだったりしたら、さりげなく手伝いを申し出てあげたりすることも必要になります。

また、シェアスペースの掃除などに関しては、「誰かがやってくれるだろう」という意識でいるのではなく、
各自が率先して、他の住民が気持ち良く過ごせるようにしておこう、と配慮することが大切なんだそうです。
その他、気になることは住民同士で話し合ってルール作りをするということも、けっこう行われているようでした。
こうした話を聞くにつけ、「興味はあるけれど、自分は他者と協調するのが得意ではないから、
他の住民と暮らすのは無理だ」と諦めてしまいそうになる方もいるでしょう。

コミュニケーション能力を鍛えるために入居する人も

ですが、現時点で他者と協調するのが上手くないからと言って、一概に、シェアハウスで暮らすことを諦める必要はないと思います。
そもそも、現在、他者と協調することが上手い人だって、初めから上手かったかと言えば、そうではありません。
家族や友人たちと触れ合う中で、協調することを学んできたのだと思います。

それであれば、現時点では自信がない人でも、他の住民と暮らす中で、
他者と協調する力を育んでいけると、十分期待できるのではないでしょうか。
現実に、共同生活を送る中で、自然と協調できるようになった、という声も多く聞かれます。

なので、これから他者と協調する力を磨いていきたいという意志さえ持っている人なら、
現状がどうあれ、きっと、上手に他の住民と折り合って暮らしていけるでしょう。

それから、そうして磨かれた協調性は、何も共同生活をする中だけで役立つものではありません。
例えば、社会人として働く上でも、多くの場合、役立つのではないでしょうか。
ですから、シェアハウスで暮らすために協調性を磨くと考えるのではなく、自分の将来を見据えて、
協調性を磨くための修練の場としてシェアハウスを利用するというのも、アリだと思います。